2011/05/27

入梅

関東地方が早くも梅雨入り。空もどんより。

沖縄で記憶に残っていること
守礼門を描いた2000円札。沖縄県では、日銀那覇支店が利用促進キャンペーンを実施中。しかし、かけ声とは裏腹に1枚も見かけなかった。

唯一の電車である「ゆいレール」。駅や車内放送の自動音声案内がすさまじい。ほとんど切れることがないぞ。開業当初は静かだった。

2011/05/26

岩波書店

世界』の6月号と『思想』の5月号がいい。
世界は来月号も災害特集だ。思想は特集号で、テーマは「建築家の思想」。冒頭の対談と、その付記、榑沼範久さんの論考に思いを強くした。

原発事故をめぐる顛末は何がなんだか、という様相を呈している。もう思考停止しかないのだろうか。と思ってしまったら、思う壷。

沖縄で記憶に残っていること
会場に行く途中に県立那覇西高校がある。巨大なコンクリートの建物は亀甲墓のようでもあるし、ムーンビーチホテルのようでもある。それはさておき、正門脇に立っている幟も目立つ。中身は数値目標の達成状況だ。沖縄の、しかも高校のようすは理解していない。しかし…
ホームページにはシラバスも公開されている。「大学」のようだ。本来の脇の仕事の量が高校でも増えている。

Jacobsen 2011:学生の成績と電子メディア利用

ネット世代:大学生における電子メディア利用と学業成績・社会的帰結

◎要約
大学生の学業生活と社会生活における電子メディア利用の影響はあまり知られていない。時間日記と調査データを用いて、われわれは1年生のさまざまな電子メディアの利用を調査した。時間日記の結果から,大半の学生はマルチタスクで電子メディアを利用していることが明らかになった。ロバスト回帰分析の結果はさまざまな電子メディア利用と1学期の成績との間に負の関係を示している。さらに、SNS利用と携帯コミュニケーション、対面的社会相互作用間に正の関連が見いだされた。

CYBERPSYCHOLOGY, BEHAVIOR, AND SOCIAL NETWORKING Volume 14, Number 5, 2011 a Mary Ann Liebert, Inc. DOI: 10.1089/cyber.2010.0135

The Wired Generation: Academic and Social Outcomes of Electronic Media Use Among University Students

Wade C. Jacobsen, B.S., and Renata Forste, Ph.D.

Abstract
Little is known about the influence of electronic media use on the academic and social lives of university students. Using time-diary and survey data, we explore the use of various types of electronic media among first- year students. Time-diary results suggest that the majority of students use electronic media to multitask. Robust regression results indicate a negative relationship between the use of various types of electronic media and first- semester grades. In addition, we find a positive association between social-networking-site use, cellular-phone communication, and face-to-face social interaction.

◎本文公開中
http://www.liebertonline.com/doi/pdfplus/10.1089/cyber.2010.0135

2011/05/25

授業

卒論ゼミ(2限と昼休み)、修論ゼミ(3限)。

那覇で記憶に残っていること
夜の10時頃、24時間営業のリウボウで買い物をしていると、店内放送が流れた。「小学生、中学生の皆さん、10時をすぎました。家に帰りましょう」という内容だ。沖縄では大人はお風呂に入って野球を見てから飲みに出るという生活パターンだから、自ずと子どもも遅くまで外出することになるのだろう(違うかな?)。びっくり。

2011/05/24

那覇3日め

夕方の便で東京に戻る
今回の旅日記は明日以降、書くことにしよう。

2011/05/22

那覇初日

明日からのHCS/HIP合同研究会に参加するため、那覇入り。
電気が尽きそうなため、ここまで。

2011/05/21

下町ツアー

鳥越神社の狛犬
案の定、乗り間違えた大江戸線で新御徒町駅。出口のすぐ脇から始まる佐竹商店街では、たいとう「モノづくり市」が今日まで。昔ながらのお茶屋さんの店先ではお茶を焙じ中。そこから、台東デザイナーズビレッジ、鳥越神社、おかず横丁白鴎高校と回り、帰宅。

台東デザイナーズビレッジは、旧小島小学校。関東大震災後に建てられたいわゆる復興小学校。見ていて楽しい。
鳥越神社ではお世話になったアさんに、お土産の撮影。なかなかw


建物のはざまから白鴎高校
巨人
おかず横丁
途中、白鴎高校近くで夕日によるセルフポートレート。

扇風機買っちゃった
おかず横丁の終わりあたりにある、いわたで、大学芋を購入(400g、560円)。典型的な大学芋と違い、砂糖の皮がなく、食べやすい。

帰りの電車内では目の前に、扇風機を三台買ったご夫婦が。今年の風景だ。

☆写真の貼付けが思うように行かない







改稿

あさりんさんのアドバイスで疑問が氷解。
再計算→改稿。

ありがとうございます。

2011/05/20

社会心理学会大会抄録

今月末が締切の大会原稿投稿。
午前中から始めて、ようやく完成した。
MS Wordのスタイル機能の制約で、あちらを立てればこちらが立たず(あちらを修正すればこちらが変になる)で四苦八苦。
今回の分析では、SEMに挑戦。
発表のタイトルは「人生価値に及ぼす誕生日の効果」。

2011/05/19

今シーズン初

お昼は冷やし中華。
焼豚は先日、豚ロースで作った紅茶豚。ゴマだれ。

午後、泳いでいたら、Kさんの姿が見えた。いい感じで泳いでいる。

先日、kasinさんに注文したお財布(これのみ、写真と同じ色)と、パスケースが届いた。予定より早く、うれしい誤算。皮の手触りがいい。直接買った小銭入れと、これで3点。

今日は一日AMOS三昧。

2011/05/18

出勤日

卒論ゼミと修論ゼミで出勤。修論ゼミの受講者は3人。いずれも中国からの留学生。にもかかわらず、日本語で会話する場面には不思議感が漂う。もし、私が中国語を話せれば、中国語でしたいところだ。

午後、Wさんがぶらりと立ち寄ってくれ(彼が学部長になってから、こういう場面が増え、今年度の大きい変化だ)、小出さんの番組をいくつか紹介してくれた。先日のNHKの番組もいくつかに分かれてアップされている。

NHK ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」

5月13日 原発「安全神話」溶融 小出裕章

2011/05/16

日常生活の例

メキシコ料理でお昼。タコスとトルティーヤ、スペイン風オムレツ、アボガドスープのCセット。
そのあと、スーパーで買い物。らっきょうと、それ用の酢(おたふく)を買った。まったくの想定外。それ以外に、サンダル、料理用の純米酒、コーンフレーク、切り干し大根用の油揚げ。
あの地震でしばらく閉鎖していた近所の中学校の温水プールへ。子どもの時間帯だったため、水深90cm。でも、不自由はなかった。
帰ってから、らっきょう漬けを仕込む。あとは3週間待つだけ。
夕食は特製コロッケ。
そして、先日買ったビリーのディスクセットの三枚目を見る。彼の半生、ライブの裏側、ニューヨークの歴史、シェイスタジアムの歴史がたっぷり。
その間に、友人から香典返しが届いたり、校正したり、論文読んだり、クローズアップ現代見たり、ツイートしたり。

2011/05/15

Fullwood 2009:マイスペースブログの内容分析

ブログの機能の再検証:マイスペースブログの内容分析

Chris Fullwood, Natasha Sheehan, Wendy Nicholls. (2009). Blog Function Revisited: A Content Analysis of MySpace.Blogs. CyberPsychology & Behavior, 12(6): 685-689.

◎要約
本研究で扱うのは、マイスペース(MS)ブログの内容、それは、とりわけブログ用にデザインされたサイトで見かけるブログスタイルと違うのかどうか。MSブログの内容分析は、目的、形式、様式に関して、その動向を明らかにするため、性や年齢による比較をするために行われた。大半のブログはポジティブなトーンで書かれ、ブログ継続の主な動機づけは日記を書くこと、そして感情的発散となっているように見える。また、有意な性差は見られなかった。ブログの目的や様式については年齢差は見られた。例えば、50歳以上のブロガーはネガティブトーンで感情的発散としてブログを利用していた。18歳から29歳のブロガーの大半はセミフォーマルな口調を用いているのに対し、30歳以上のブロガーはセミフォーマル派とフォーマル派がほぼ同数いる。これらの結果から、MSブログは他のブログと違わないと言える。MSブログは感情や自己表現の重要な発散手段となっている。

Abstract
The present study concerns the content of MySpace blogs and whether it differs from the blog style found on sites specifically designed for blogging. A content analysis of MySpace blogs was conducted to investigate trends in purpose, format, and style and to compare these across sex and age categories. Most blogs were written in a positive tone, and the main motivations for blogging appeared to be writing a diary and as an emotional outlet. Findings also indicate that while there were no significant sex differences, blog purpose and style differed across age groups; for example, bloggers over 50 were more likely to use the blog as an emotional outlet with a negative tone. Bloggers between 18 and 29 predominantly used a semiformal language style, whereas bloggers over 30 were equally as likely to use a semiformal or formal style. Results suggest that MySpace blogs are not dissimilar from other forms of blogging because they provide an important outlet for emotion and self-expression.

◎コメント
マイスペース、アメリカでいろいろ社会問題の争点になることの多いホスティングサービスだ。名称をOurspaceに変えれば、少し変わるかもしれない。

2011/05/14

誕生日

おめでとう。
今日は子どもの誕生日。
この歳まで元気に育ってくれ、言うことない。
2011年の誕生日は忘れられない年になることだろう。

早稲田で日本生活学会大会。公開シンポジウム「21世紀 生活学、その展開の構図」に参加。歴史人口学の鬼頭宏さんの話は衝撃的だった。100年後の日本の人口は4000万。それを知れば知るほど、現代の私たちは過剰投資すべきではない、と思いを強くする。
山口昌伴さんの話はおとぼけ具合がいい塩梅。司会者がしきりに「あと何分」という紙を出す。

彼の主張は賛同するところが多いので、今日の話ではないが、引用しておこう。

台所21世紀革命の視点
(1)水づかいの見直し。蛇口を全開して、小川のように流れる水での洗い物はやめたい。流れる水から溜める水へ。
(2)調理用流しと食器洗い流しをわけたい。味のある、よい食器で食事を楽しむには、食器洗いをゆっくり「楽しめる」流しで。
(3)IH、ラジエントなど「そうじがしやすく、安全」も大事だが、焼きものの味を喪失したくない。台所の火の種類の再検討。
(4)食材の保持を、冷凍冷蔵庫に託しきるのは問題。冷蔵庫は、賞味期限切れから食べていく――新鮮でおいしいものを、まずくしてから食べる器械になってしまっている。しまい忘れによる未調理食品が、生ゴミに増えている。
(5)日本の調理は展開型だから、広い作業台がいる。台があるから台所。食事台にもなる調理台をとりもどそう。
(6)台所道具の集めすぎ――死蔵が多い――最小限の道具で最大限に使いまわせる「道具だて」を再編成しよう。
(7)その都度の能率ではなく、1週間の計、1年の計で、食材、食器、調理のシステムを考えることで、本当の能率と経済と美味が得られる。

2011/05/13

ポーランドから届いた

待望の本が届いた。
Internet in psychological research

三浦さん、山下さん、川上さんといっしょにやってきたブログ研究の総括論文、From online diary to weblog: Self-expression on the Internet を掲載。
あのJoinsonも寄稿しているが、残念ながら、OHIP収録論文の再掲。あのWallaceも寄稿しているが、巻末の著者紹介に彼女のプロフィールが載っていない。
さらに、残念なことにamazon.comに登録されていない。幻の本になりそうだ。
という訳で、読みたい人にはコピーをお送りします。お知らせください。

S大で北山さんに衝撃的な再会/研究会スタート

2011/05/12

雨中

梅雨のような雨空の中、S大へ。
スクワットでいい汗を流す。
こんな日もある。

2011/05/11

Shin 2011:集団におけるCMCとFTFの併用効果

混合モード集団の凝集性とパフォーマンスにおける対面コミュニケーション時間とCMC時間の役割

Shin, Y. and Song, K. (2011). Role of face-to-face and computer-mediated communication time in the cohesion and performance of mixed-mode groups. Asian Journal of Social Psychology, 14(2), 126–139.

Keywords:
communication time; computer-mediated communication; mixed-mode groups; social cohesion;task cohesion; task performance

◎要約
情報技術の急速な進展はCMCの利用を急増させたが、FTF(コミュニケーション)とCMCの両方を使う混合モード集団の関係的側面を扱った研究は皆無に近い。42名の学生集団を構成し、フィールド研究を実施した。混合モード集団のコミュニケーション時間、凝集性、パフォーマンス(業績)、それら三者間の関係を評価するのがねらいである。結果は以下の通り。FTFに費やす時間は有意に集団の社会凝集性を規定しているが、CMCのそれはそうではない。対照的に、集団の課題凝集性はCMC時間が長いほど高く、FTFのそれはそうではない。CMCに費やす時間は集団の課題パフォーマンスの強力な予測要因でもある。これらの結果から言えるのか以下の通り。FTFは混合モード集団の社会的側面に貢献し、CMCは課題関連の側面に貢献する。媒介分析の結果によれば、FTF、社会凝集性、文脈的パフォーマンス(課題遂行を支える周辺の仕事)の間に有意な間接効果が存在する。換言すれば、FTFに費やす時間は社会凝集性にポジティブな効果を持ち、そのつぎに、それが文脈的パフォーマンスにポジティブな影響をもたらす。しかしながら、CMC、課題凝集性、課題パフォーマンス間については、媒介効果が認められていない。以上の知見のもつ理論的・実践的含意が考察された。

◎おまけ
文脈的パフォーマンスについて、田中さんが紀要(http://atlantic2.gssc.nihon-u.ac.jp/kiyou/pdf04/4-239-245-Tanaka.pdf)で詳しくふれている。

Abstract:
Although the rapid development of information technology has led to the increasing use of computer-mediated communication (CMC), few studies have examined the relational aspect of mixed-mode groups that use both face-to-face (FTF) communication and CMC. A field study comprising 42 student groups was conducted to assess the relationships among communication time, cohesion, and performance in mixed-mode groups. The findings suggest that time spent in FTF communication significantly predicted group social cohesion, but time spent in CMC did not. In contrast, group task cohesion was predicted by time spent in CMC but not by time spent in FTF communication. Time spent in CMC was also a strong predictor of group task performance. These results suggest that FTF communication contributes to the social aspect of mixed-mode groups and that CMC is beneficial to their task-related aspect. The findings of mediation analyses showed a significant indirect effect among time spent in FTF communication, group social cohesion, and group contextual performance. In other words, time spent in FTF communication had a positive effect on group social cohesion, which in turn positively affected group contextual performance. However, no mediating effect was found among time spent in CMC, group task cohesion, and group task performance. Theoretical and practical implications of these findings are discussed.

古本を買った

  


長野駅前にある平安堂は、同じフロア、同じ店内に古書コーナーのある、一風変わった書店だ(雑誌の充実ぶりはすごい)。
今日は、2階の店頭でも古本が売られていた。3冊も買ってしまった。

いま,きみを励ますことば(中村邦生著)
新版 原発を考える50話(西尾漠著)
料理の仕事がしたい(辻芳樹著)

偶然、3冊とも岩波ジュニア新書だった。
西尾さんの本から読み始めた。その中に、こんな言葉が紹介されている。

むかし くらやみには
おばけが たくさん住んでいました
今はどこへ 引っ越したのか
明るい世の中 きらいなのでしょう
愛嬌のある あの顔々に
たまには 逢ってみたいものです

1989年の電気記念日(3/25)に、日本電気協会と関東電気協会が作ったポスターに載っていた詩?

2011/05/10

ふだんどおりがいい

長野新幹線は8割程度の乗車率。JR関係者ならずとも、ほっとする風景だ。
ただ、高崎駅で半分程度が降りてしまい、少し寂しい。

2011/05/09

あっさり

この二、三日、ヤモリが出没。
今日はトイレで発見。iPodで写真を撮っていると、「それ、ブログに載せるんでしょ、家を守るヤモリ登場、なんて」。
あっさり看破されてしまった。

2011/05/08

母の日

ということで、子どもがオレンジケーキを作ってくれた。連れ合いが出かけている間に。
味見。
オレンジジュースをたっぷり吸っていてお・い・し・い。
今日届いたばかりのDVD、「ライヴ・アット・シェイ・スタジアム」を見ながら。

久しぶりに見た、といっても2008年の姿だが、めっきり肥えてしまった。一見、好々爺。観衆5万5千人のノリぶりがすごい。
冒頭で、世界中の鬱病者にささげる歌が最初の方で出てくる。彼には音楽があって、よかった、と思う場面だ。

2011/05/07

Cheung 2011:学生はなぜフェースブックを使うのか

オンラインソーシャルネットワーク:学生はなぜフェースブックを使うのか

Cheung, C. M. K., Chiu, P-Y., and Lee, M. K. O.  (2011). Online social networks: Why do students use facebook? Computers in Human Behavior, 27(4), 1337-1343.

◎要約
オンラインソーシャルネットワークの進展と普及は共同作業とコミュニケーションの新たな世界を切り開いてきた。世界中にいる10億人以上の個人が自らの知識や知恵を創造、協力、貢献するために、つながり、ネットワークされている。オンラインソーシャルネットワークのそうした重要性にもかかわらず、理論志向の実証研究がほとんどなされていない。この新しいタイプのコミュニケーションや相互作用現象に言及した研究は少ない。本論では、学生をオンラインソーシャルネットワーク(FB)利用に向けている諸要因を明らかにする。なかでも、オンラインソーシャルネットワーク利用を意図的社会活動として概念化し、社会的影響、社会的存在感、「われわれ意図」(協調活動に従事する個人の関与をさし、その協調活動に従事する参加者間の合意を含む)における利用と満足パラダイムにある5つの主要価値、それらの相対的インパクトを検証する。オンラインソーシャルネットワーク利用にかかわる。FBユーザー182名の実証研究から、オンラインソーシャルネットワークの利用に関わるわれわれ意図は、社会的存在感に強く規定されていることが明らかになった。5つの価値の中では、社会関連因子が利用意図に関して最も有意なインパクトを持っていた。研究と実践に関わる含意が考察された。

Abstract
The growth and popularity of online social networks has created a new world of collaboration and communication. More than a billion individuals around the world are connected and networked together to create, collaborate, and contribute their knowledge and wisdom. Despite the importance of online social networks, there is relatively little theory-driven empirical research available to address this new type of communication and interaction phenomena. In this paper, we explored the factors that drive students to use online social networks (e.g., Facebook). Specifically, we conceptualized the use of online social networks as intentional social action and we examined the relative impact of social influence, social presence, and the five key values from the uses and gratification paradigm on We-Intention (is defined as a commitment of an idividual to engage in joint action and involves an implicit or explicit agreemtn between the pariticipants to engage in that joint action) to use online social networks. An empirical study of Facebook users (n = 182) revealed that We-Intention to use online social networks is strongly determined by social presence. Among the five values, social related factors had the most significant impact on the intention to use. Implications for research and practice are discussed.

Keywords: Online social networks; Social influence; Social presence; Uses and gratifications; Facebook; We-Intention

◎参考
利用と満足パラダイムの5価値:目的価値purposive value、自己発見self-discovery、娯楽価値entertainment value、社会的高揚social enhancement、対人的つながりの維持maintaining interpersonal connectivity

◎CMCの研究でFBを扱ったものが増えている。しかも大半が利用と満足パラダイムを適用している。

一日中雨

ケアマネージャーのKさんから、母の、主に目のことで連絡あり。
長野へ早く行きたいが、ここで行くとなると、授業予定を再度変更しなければならず、どうしたものやら。これこれの事情で、予定が突然変わることもあるが許せ、と言うしかないな、次回の授業で。

2011/05/06

朗報

誠信書房のSさんからメールが届いた。

表題:『モノの意味』重版決定のお知らせ
本文:…おかげさまで『モノの意味─大切な物の心理学』の重版が決定いたしました。…先生方のお力により高価な本にもかかわらず、第一刷のときから堅調な売れ行きで、重版することができました。深く御礼申し上げます。
つきましては、訂正箇所などございましたら、…

1年半前に出した本だ。
重版が出れば、書き手も責任を果たしたことになり、その安堵たるや、言葉で言いようがない。

誠信書房のホームページがいつのまにかリニューアルしていた。

不思議

昨日は自転車でS大学へ。20分ほどで到着。ジムで汗を流し、K研究室へ。
そこで仏文の野呂さんという人を紹介された。韓国語もでき、すごい人だ。初対面だが、K研究室に呼ばれるぐらいだから、いい人にちがいない。それなのに定職が決まらないのは不思議だ。

初めて飲んだサントリーオールフリー。おいしい。ごちそうさまでした。

2011/05/05

いまはパレード

世田谷エネルギーシフト」へ。老若男女、家族連れ、夫婦、独身者、普通の人、議員、と参加者は多種多様。保坂新区長も挨拶。
デモなのにパレード。その方が敷居が下がるらしい。名前が変われば、中身も変わる。音楽あり、花束あり、ベビーカーあり。次回は最後まで歩きたい。
ツイートを見ると、参加者の中に「京王線地下化」運動の人もいて、その旗を見て参加を辞めた人もいる。一瞬、あれっ?と思った一人。便乗しないでほしいし、主催者は断ってほしかった。

2011/05/04

石巻日日新聞

ついクリック。
http://www.hibishinbun.com/
オンラインだと月1,000円で購読できる。
1面からして、東京の新聞と雰囲気が違う。今日のトップ記事は、女川町で開かれた「復幸市」。昨日のトップ記事は粉塵被害。

そう言えば

5月に入り、新年度の授業開始。今日は卒論・卒制ゼミと修論ゼミの初授業。今年度の授業はこれだけ。よく考えたら、4月からサバティカルに入っていた。
だが、大学に行くと、事務に顔を出すことが多いので、「あれ、サバティカルじゃなかったでしたっけ」とよく笑われる。
残り11ヶ月。

電車の中の照明、蛍光灯が部分的に抜けていても、全然不自由しない。

『災害ユートピア』をWさんから勧められた(薦めていないのかもしれないがw)。読もう。

2011/05/03

連休の恒例行事

5月の連休は、毎年OZONEのクラフトフェスティバルに出かけている。いつかしら、名称がクラフトマーケットに変わり、期間が延び、その代わり、全体が3期に分かれ、全部見ようと思ったら3回通う必要がある。実際に行けるのは1回程度なので、いつ行くかを決めるのが難しい。一応作家優先だが、その日が都合いいとは限らない。結局、都合で決めることになる。
今年は、雨模様の今日出かけてきた。買ったのは、カシンテティの手縫いウォレット。作家の筒山さん自ら使っているもので、いかにも使いやすそう。留め具を薄いものに変えた方がいいかもと提案され、頼むことにした。現物が届くのは数日後の予定。ヌメ革製品のため、使うほどに味が出ることになっているのだが、なくさないようにしないとね。
帰途は大抵、どういうわけかインドカレー屋さんで食事が定番だったのだが、今年は甑島料理で締め。かますがうまい。

なるちゃん

数ヶ月間、姿を見せなかった近所ののら、なるちゃんが、一昨日から来てくれるようになった。傷もなく、毛が抜け替わったからか、すっきりした体型。
今日は朝早くの来訪。

昨日は昼間、警察官の家庭訪問があった。振込詐欺への注意喚起と住民台帳?の内容確認。「相談は振り込む前に」を強調して帰ったらしい。

2011/05/02

ボクの成分表

トレーニングセンターで身体測定をした。

意外だったのが骨量。推定との但し書きつきなのだが、たったの2.5kg。骨ってなんとなく重そうなイメージがあったので、びっくり。

以下、筋肉量45.2kg、脂肪量6.3kg、体水分量32.9kg。

そのあと、マシン講習、水泳をこなしたら、午後は午睡したくなった。

2011/05/01

Chen 2010:ツイッターとつながり欲求

これをつぶやく:積極的なツイッター利用がいかに他者とのつながり欲求を満足させるのかに関する利用と満足研究

Chen, G. M. (2010). Tweet this: A uses and gratifications perspective on how active Twitter use gratifies a need to connect with others. Computers in Human Behavior, 27(2), 755-762.
Elsevier Ltd. Retrieved from http://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0747563210003213

◎要約
ツイッターはインターネット上のソーシャルネットワークであり、マイクロブログのプラットフォームである。マスコミュニケーションと対人コミュニケーション両方の特徴を持ち、140字以内のメッセージ、いわゆるつぶやきを他者(フォロアー)と共有する。317人のツイッターユーザーの階層回帰分析(最小二乗法)の結果、ツイッターで積極的な期間(月数)が長い人ほど、週あたりの利用時間が長い人ほど、友達(他ユーザー)であること(いわゆるつながり)の感覚に対する欲求満足も高い。属性変数を統制しても、このポジティブな関係は変わらない。さらに、つぶやき頻度や@付きリプライ数(ユーザー間の公的メッセージ)は、積極的なツイッター利用とつながり欲求満足との関係を媒介している。結果は利用と満足理論の観点から考察された。

Abstract
Twitter is an Internet social-network and micro-blogging platform with both mass and interpersonal communication features for sharing 140-character messages, called tweets, with other people, called followers. Hierarchical OLS regression of survey results from 317 Twitter users found that the more months a person is active on Twitter and the more hours per week the person spends on Twitter, the more the person gratifies a need for an informal sense of camaraderie, called connection, with other users. Controlling for demographic variables does not diminish this positive relationship. Additionally, frequency of tweeting and number of @replies, public messages between Twitter users, mediate the relationship between active Twitter use and gratifying a need for connection. Results are discussed in light of uses and gratifications theory.

Johnson 2009:ツイッターの利用と満足研究序論

ツイッターの利用と満足:ツイッター利用者の動機と満足の検証

Johnson, P. R., & Yang, S.-U. (2009). Uses and Gratifications of Twitter: An Examination of User Motives and Satisfaction of Twitter Use. Association for Education in Journalism and Mass Communication.
Retrieved from http://www.allacademic.com//meta/p_mla_apa_research_citation/3/7/6/3/6/pages376367/p376367-1.php

◎要約
本研究はツイッターの調査に利用と満足アプローチを適用する。ツイッターとはインターネットメディアであり、マイクロブログのプラットフォームで、マスコミュニケーションと対人コミュニケーション両方の特徴を持ち、短いメッセージを他者と共有する。ツイッターユーザーの動機(期待満足)と三つの動機の主観的充足(獲得満足)が検証された。さらに、ツイッター利用の満足が期待満足と獲得満足との差を比較することで検証された。ツイッター利用の重要な二因子ー社会動機と情報動機ーが抽出された。分析の結果、情報動機はツイッター利用とポジティブに関連していた。ツイッターのようなインターネットメディアの社会的側面の常識に反するが、社会動機はツイッター利用と有意に関係していなかった。以上の結果から、ツイッターは基本的に情報源で、社会欲求を満足させるメディアではない。

Abstract
Our study applied a uses and gratifications approach to investigate Twitter—an internet medium and micro-blogging platform with both mass and interpersonal communication features for sharing short messages to others. Twitter user motives (gratifications sought) and the perceived fulfillment of these motives (gratifications obtained) were examined. In addition, satisfaction of Twitter use was investigated by comparing the differences between gratifications sought and gratifications obtained. Two factors important to the use of Twitter were identified: social motives and information motives. Analysis found that information motives are positively related to Twitter use. Although counterintuitive to the social aspects of an internet medium like Twitter, social motives were not significantly related to Twitter use. Data suggest that Twitter is used  primarily as an information source, rather than as a medium for satisfying social needs.

◎コメント
文化差あるいは他のネットメディアの利用状況と関係がありそうだ。

Barker 2009:リア充とSNS利用

青年後期におけるSNS利用動機づけ:集団アイデンティティと集合自尊心の影響

Barker, V. (2009). Older Adolescents' Motivations for Use of Social Networking Sites: The Influence of Group Identity and Collective Self-esteem. Paper presented at the annual meeting of the International Communication Association, TBA, Montreal, Quebec, Canada Online [PDF] http://www.allacademic.com/meta/p230574_index.html

◎要約
Pew Internet and American Life Project (2007)によれば、ソーシャルネットワーキングウェブサイトはユーザーがプロフィールを作り、他者に自分のプロフィールをつなぎ、その目的は個人的ネットワークを形成することである。青年後期の若者たち(20歳前後)はこうしたSNSの頻繁な利用者であり、それゆえ本研究の一つの目的は若者たちがSNSを利用する動機を探求することである。703人の調査結果から明らかになった利用動機は以下の4つである。ひまつぶし、娯楽、社会的アイデンティティの満足、ネット交際。自分たちの仲間集団と同一視し、ポジティブ感情をいだいている研究参加者間で最も重要な利用動機は事実上、儀式ー娯楽とひまつぶしーである。それに対し、仲間集団に強い同一視をせず、ネガティブ感情をいだいている参加者は、SNSを手段として用いているように見える。つまり、ネット上の付き合いを求めている。

Abstract
According to the Pew Internet and American Life Project (2007), social networking websites are sites where users create a profile and connect their profile to others for the  purpose of forming a personal network. Older adolescents are frequent users of such  social networking sites and therefore one goal of this study was to investigate their motives for use of them. The findings revealed that for the 703 older adolescents in this  survey there were four motivations for use of social networking sites: passing time,  entertainment, social identity gratifications and virtual companionship.  Among  participants who identified with their peer groups and reported positive feelings about  them, the most important motivations for use were ritual in nature -- entertainment and  passing time. By contrast, those participants who did not identify strongly with their peer  groups and felt negative about them appeared to act instrumentally by seeking virtual  companionship from social networking sites.

◎コメント
リア充とそうでない人との違いを示した結果だ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...