2012/11/30

再検査

不整脈で所見が出、医者に見てもらうように、と言われていた宿題を今日済ませた。
検査の結果、波形に異状はないという。職場健診で使われている機器に問題があるのだろうか。昨年も同様のパターンだった。
不思議だ。

髪も切って、さっぱりして出発。

2012/11/29

ザ・北信流

来月、姪が結婚することになり、その式に際して、北信流の万歳を頼まれた。本来であれば、職場上司の役割らしいのだが、今回は身内だけの式ゆえ、ボクに回ってきた。

以下は、姪からの依頼メール。

流れは、最後に行われる花嫁の手紙朗読→両親への花束贈呈→新郎謝辞→新郎父謝辞→
万歳→返礼万歳(父)です。

司会者の人が、おじさんを紹介します。

紹介がすみましたら、下記の例のようにご発声をよろしくお願いします

「ただいま、ご紹介に預かりました◯◯◯◯でございます。

新郎新婦のこれからの素晴らしい人生とご両家ご家族並びにご親族のますますのご発展を祈念いたしまして、万歳を三唱致したいと存じます。

新郎新婦、ご両家万歳万歳万歳

こんな万歳もある。

2012/11/28

学部表彰授賞式

お昼休み、コミュニケーション学部表彰の授賞式を行った。受賞者のうち、11人が参加した。
学内の他の賞が成果を讃えるのに対し、この賞は努力(プロセス)を讃える点で異なる。学部発足以来、続いているらしい。
各賞の名前はエスペラント語。国際的に通用するものでありたい、という願望が込められている。本文は日本語と英語の併記。
賞状を読み上げる際、慣れないエスペラント語にとまどったりもした。結局、自分の名前を11回も読み上げた。こんな経験はきっと初めてだ。

2012/11/27

野辺の送り

出版社から裁断通知が届いた。
こういう通知をもらったのは初めてだ。
それまでにも作った本が裁断されているはずだが、どこからも連絡がなかった。というか、連絡があるものとは知らなかった。
19年前に出した本と6年前に出した本の2冊。
申し訳なさいっぱいで知らせを読んだ。
合掌。

2012/11/25

伸びた枝を切った

洗濯物を干しつつ、見下ろすと、庭のツルハナナスが隣家に枝を伸ばしている。
一念発起して剪定することにした。
枯れた小枝がそのまま残っている箇所も多く、それが繁殖感を増長していた。
何日持つのだろう。
山茶花が蕾をつけ始めている。

2012/11/24

スーパーが開店

昨日、近所のドラッグストア跡に「まいばすけっと」がオープンした。夕食の帰りに前を通った。店内は閑散としているふうだ。
近くにはオオゼキがあって、そちらとは対照的。
たぶん、まいばすけっとはアルバイト店員だろう。オオゼキは社員店員の多いことで知られている。店員も帰属意識が高い。客と店員が話している光景は珍しくない。雰囲気は昔のよき商店街。

「まい…」の閉店時間は11時と1時間遅いため、その時間帯は混むかもしれない。

2012/11/23

武蔵境、武蔵境

何年ぶりだろう。武蔵境で降りるのは。20年ぶりぐらいかもしれない。親戚が北口と南口の両方に住んでいたので、行く機会が多かった。が、その後、転居したり、亡くなったりして足が遠のいた。

今回の用事は亜細亜大学訪問と武蔵野プレイス見学。

久しぶりのホームは音声案内のシャワーがすさまじい。ボリュームが並大抵ではない。耳の遠いボクでもびっくりするのだから、健聴者は耐えられるのだろうかと思うぐらい。ほとんど切れ目がない。電車が発車した後、すぐに次の電車の案内が始まる。

北口商店街は歩行者専用らしく、車が通らない。歩きやすい。しかし、ここも音の激シャワー。広告放送がひっきりなしに流れている。脇道に移動。


亜細亜大学での用事を済ませ、駅に戻って南口へ。武蔵野プレイスは目の前にあった。1階しか覗けなかったが、居心地のいい空間がひろがっている。

正面にオープンカフェがあり、仕切りも低く、開放感でいっぱい(最上の写真)。休みたかったが、あいにくの満席。しかも順番待ち。

脇に返却本の大きな書架が並んでいる(2番めの写真)。返却手続きの済んだ本が置かれるらしい。別の場所には予約本のコーナーがある。こうした「管理業務」が利用者に公開されている。利用者にとってもメリットがある。

と、いろいろ見ているうちに、次の用事の時間が迫ってきた。今日はここまで。

駅舎の入口近くに柱をはさむように木の小さなテーブルと椅子が設置されていて、これがいい感じを醸し出している。

あらためて出直そう。

おまけ 武蔵野プレイスの設計・監理はkw+hgアーキテクツ。

2012/11/22

ゼミの季節

ゼミのことで聞きたいことがある、と1年生がやってきた。
明日も一人来る予定になっている。
来週月曜の1年生向け授業で、学生たちはゼミ希望を出さなければいけない。その判断材料がほしかったのだろう。
ホームページもしっかり見てきているので、こちらも説明しやすいし、見てきたこと自体がうれしい。
この時期になると、毎年、こんなふうに1年生がやってくる。そう言えば、去年も二人だった。しかも女子学生。

2012/11/21

高校1年生

学校の宿題でと、高校1年生が二人でやってきた。

一人の質問は、人をコントロールする方法を教えてください。
もう一人は、もてるコツ(恋愛の心理学)を教えてください。

二人とも、一所懸命、メモするので、つい話し込んでしまった。

さて、メインの話は教科書的内容だったのが、高校生活のようすを話してもらった。好きな子がいて、話をしたいのだけれど、その子の前に行くと、緊張してしまって何も言えない。そういう男子が多いらしい。

彼らの悩みはもう1つ。今回の宿題の結果は、みんなの前で持ち時間15分で発表することになっている。だが、そこで人をコントロールする方法やもてるテクニックを話してしまうと、こちらの手の内を明かすことになってしまうので、どうしよう(笑)。

仕方がないので、その場合の対策も話してあげた。少し、気が楽になったようだ。

いいね、高校1年生。ボクにもこんな時期があったのだろう、けど。

最後に、『影響力の武器』と『恋ごころの科学』を教えてあげた。おみやげに、クッキーを持っていってもらった。

2012/11/19

寒うござんす

昨日の木枯らし1号で、朝から寒い。
午前から来客あり、名前についてのおしゃべり。
夕方、中国語講座の2回め。ピンインからやっているのだが、むずかしい。

2012/11/18

思い出工学は可能か

社会心理学会をお休みして、今日は、午後から、思い出工学シンポジウムに参加。

野島さんの追悼の意味もあり、彼のご家族も参加。午前中は彼が預かっていたタイムカプセル(左の写真、18万したらしい)の開缶式。

封缶したのは9年前。そのワークショップを主宰した野島さん(当時のビデオが流れた)、9年後の11月の今日、現場に居合わせることをさぞかし楽しみにしていたに違いない。

タイムカプセルを閉める前に、入れるものをひとつずつ3次元データで記録していた。今日は、それを開缶前に見てから、実物に対面。立ち会った参加者によれば、3次元映像はモノしか再現してくれないが、実物は、その周辺、例えば、入れるものが決まるまでの過程や、入缶時のようすまで思い出させてくれる、という。

思い出工学は、思い出をどう管理するかに関心があったのだろう。もちろん、管理されるものはモノだけではなく、思い出や選択過程にかかわる「語り」も録音され、保存され、管理対象となる。それらは記録であって、記憶(思い出)とは異なる。思い出の世界に忽然とあらわれる記録に、ボクならとまどいそうだ。

2012/11/17

雨、雨、雨

急に用事がなくなり、氷雨の今日は家で仕事。

仕事の一部は、データ解析。変数は4つ。ある事象に対する不安度、そのために取っている対処行動のレパートリー数、その効果認知、そして、その事象に対する安心度。

同時点で得た回答を使っているので、因果関係となると、危うい面もあるが、それに目をつぶると、けっこうおもしろい結果になった。AMOSがうまくいかず、重回帰分析の反復で「代用」。とりあげた事象は、就職活動、新型インフルエンザ、放射能汚染、直下型地震の4種類。


夕食は、身体を温めるべく、豆乳汁にした。付け合わせは、頂戴したまかないものの切り干し大根の煮物。あっさりめの豆乳汁にぴったり。

2012/11/16

介護用品

母の受診。
皮膚科で、臀部にできた床ずれ対策に、と医師から勧められたのがロホクッションとエアーマット。後者はともかく、前者は初耳だった。車椅子用のクッションとか。
レンタルを申し込んだ。月々、3000円と7000円。

2012/11/15

冬の実感

会議を途中で抜けさせてもらって長野へ。
到着地の気温は3度。途中の山々は既に冠雪。
冬だね。

2012/11/14

昨年と同じ結果

午前は健康診断。午後は、大学院研究科委員会、学部教授会、秘密プロジェクト打ち合わせ、大学説明会、代議員会(司会役があたっていた)。合間に学生の卒論相談。
健康診断では、昨年に続き、聴力の所見ありと不整脈を言われた。どうしよう。

2012/11/13

なぜなのか

受験者が200人弱。初めてマークシートで実施した。回答欄は50。
問題を作るのは大変だが、おかげで採点自体は数分で終了。拍子抜けするほどのあっけなさ。添付ソフトは偏差値や順位まで出してくれる。
点数の分布は正規分布様。不思議と言えば不思議だ。

2012/11/12

明日は試験

明日の3時間めは、後半の後半で中間確認テスト。
ツイッターを見ていると、がんばるぞー、今日は徹夜だ、という言葉が並んでいる。
いい点を取ってほしい。

今日から中国語レッスン開始。老師は韓先生。生徒は山中くんとボク。第1回はピンイン。聞くそばから忘れていく。滞留時間を長くしないと。

2012/11/11

今日の東京新聞記事から

 第2次大戦末期、日比谷図書館の本を奥多摩に疎開させた現日比谷高校の生徒たちのドキュメンタリー映画が完成。12月13(木)から15日(土)、計7回の上映。行けるかもしれない。
「戦争で相手国の本を焼くことは民族の尊厳を否定すること」と元図書館員の秋岡さん。
 以前見た紀伊國屋書店販売のビデオを思い出した。タイトルが思い出せない。調べておこう。

□大学祭、禁酒の季節
 全面禁止の大学と、条件付き大学と。後者は手続きが面倒で、主流は前者か。ただ東京外語大がおもしろい。「(外国)文化を紹介するのにアルコールは有効な手段」(外語祭実行委員会)。

■「特定避難勧奨地点」で住民に亀裂 原発事故が加えたもう一つの傷
 世帯ごとに特定避難勧奨地点を指定し、住民間に軋轢を生んでいる。線量測定は一回きりという杜撰な指定方法も拍車をかける。自分で「除染」した家は対象外になってしまっている。子どもにも格差。「自主」避難の問題だ。元凶は事故なのに。
 分断と切り崩しは巨大開発の常套手段と牧デスクのコメント。

□毎日が安心《全面広告》

■福島の原発事故は収束していません《意見広告》
 原発即時ゼロは多くの国民の願いです(原発をなくす全国連絡会+ふくしま復興共同センター)。

□お酒の後に締めのラーメン
 お酒の後のラーメンには理由がありましたが、肥満のもとであることには間違いありません。どうか、ほどほどに(内田麻理香)。

■「あの人に迫る」井戸謙一さん
 2006年に志賀原発運転差し止め請求を認める判決を出した元裁判官。現在、弁護士として、運転差し止め訴訟4件で弁護団に参加。「第2、第3の福島事故を起こさせない」。
 座右の銘は「たゆまざる 歩みおそろし かたつむり」。長崎平和祈念像を手がけた北村西望さんの俳句。

□書評欄『食を考える
 著者は佐藤洋一郎さん。最初からショッキングな話が出てくる。天ぷらうどん1杯を作るのに必要な水の量は湯舟1杯分。牛丼だと1トン強。
「食べ物から命をもらうという気持ちを育てたい」「日本の食は危機的状況」。

■酒井順子さんお薦めの3冊
原武史団地の空間政治学』 空間が育む思想。
松本清張『潜在光景』 人間生活の孤立化が近代の問題。
小田扉『団地ともお』 馬鹿さ加減が心を打つ。

□ときめく心:中学生相聞歌
 ありがとう君に言われてシカトする心の中はうれしさあふれる(中2男子)
〈返歌〉
 ありがとう君に言ったがシカトされ心の中に何かが残る(中2女子)
桔梗亜紀さんの授業)

■アマゾン電子書籍開始
 キンドルストアのベストセラー1位は『Kindle自費出版ガイド』100円。

六ヶ所村「国際化」の動きがあるとは知らなかった。提唱者は細野豪志。

■「核廃絶は現実に無理」と橋下徹。

□「めくじらを立てるなふじ屋のてぬぐい。

書き出したら、キリがなくなって来た。

2012/11/08

秋晴れ

朝の井の頭線。

明大前で保育園の緑帽子の子どもたちが電車を待っていた。井の頭公園で「紅葉狩り」とか。

途中で、別の子どもたちも団体で乗って来た。同業者同士、先生たちも「どうも」と挨拶を交わしていた。

ボクも井の頭公園駅で一緒に降りた。と、書きたかった。

帰宅すると、来年の手帳が届いていた。

2012/11/07

検査結果

今日のお昼は金八。メインは鯖の塩焼き。おいしい。

帰途、出張前に採血した検査の結果を聞きに行った。PSAマーカーの値だ。

今回は0.93。今度は3年後かな。

最近、気になることがあってぶり返したかと思って行ったのだが、十分、安全圏に収まった。昨年の今ごろは5を超えて、ひやひやしていたのだが、炎症だったということか。

2012/11/05

台北5日め:最終日

故宮博物院は既に、中国人団体客で長い列があちこちにできていた。

オーディオレコーダーを見ても、その多さがわかる。中国語の機械はiPod風の最新形。利用が多くて、入れ替えたのだろう。それに対し、日本語の機械は古いタイプ。

ここの収蔵品が再来年、日本にやって来る

松山空港から羽田に向かう。

2012/11/04

台北4日め:台湾と言えば

台湾と言えば、鼎泰豊(ディンタイフォン)。

仕事を終えてから永康街散策、そして本店へ。1時間弱で入れた。


台湾と言えば、迪化街。

迪化街では、空き家対策も兼ねたリノベーションが進行中だった。若い人の経営するお茶やさんがあったり、大学のプロジェクト(淡江大学など)が入っている。そのおかげで建物の2階にあがれた。上から人々の往来をながめていると、ここに住む人々たちはこうして見ているのだろうか、としばし疑似体験。

林豊益商行で竹製のエビを買った。全長15cm足らずの小型だが、見ていて飽きない。何か実用に供するものではないとか。

今回も結局、霞海城隍廟の脇にあるお店で、黒落花生を買った。ただし時期ではなかったらしく、店頭には見当たらなかった。扱いをやめたのかと思い、たずねたら、店の奥から出してきてくれた。落花生は冷たく、冷蔵保存されていたようだ。

台湾と言えば、誠品書店

今回も信義店と敦南店に寄った。この時期は、来年の手帳コーナーができている。見ると、「ほぼ日手帳」も並んでいる。

パンフレットの表紙のフレーズが、またいい。
your story, to be continued...
未完、待續

中を開けると、坂崎千春さんの手帳も紹介されている。

心理学書コーナーにも寄った。びっくり。ボクの造語と思い込んでいたら、何冊も並んでいるではないか、「人際」を冠した本が。もちろん原語はinterpersonal。「対人」よりも、こちらの方が原義に近い。

渋谷さんの翻訳もあった。斉藤さん風の図説ものも何種類か並んでいた。

日本語の翻訳で目についたのは松浦弥太郎もの。昨年の今ごろは小池龍之介の本が多く並んでいた。日本で話題になる本と微妙にずれている。

今回も、路上で地図を見ていると、通りすがりの人がいろいろ教えてくれた。ありがたいの一言に尽きる。

2012/11/03

台北3日め:金山



早朝、近所の東門市場を散策。とりわけ八百屋さんがゴッタ返していた。これから朝食を作るのだろうか。

(写真は筍やさん)

筍は、日本のものにくらべ、はるかに小型。昨日食べたものと同じ種類だろう。1かご100元。300円弱か。


朝食後、世新大学のボランティアガイドとホテルで落ち合って、案内してもらった。感謝。

金山老街で昔ながらのシステムによる昼食。フードコートのはしりと言えばいいだろうか。ただし、いくつかのゾーンに分かれていて、素人には、どこのお店で買ったものがここで食べてもいいのか、がわからない。

(写真は帰途の車中から)

市内に戻って仕事。その後、マスクを探し回って、夕食は「欣葉台菜」。おいしかったのは「干し大根の玉子焼き」。

2012/11/02

台北2日め:郊外

張さんの案内で、北投温泉と淡江大学。

北投温泉は初めて行ったのだが、日本以上に日本的。流れる音楽はすべて日本(語)の演歌。共同浴場の他に個室もあり、覗くと、ホテルからバスルームだけを抜き出して、並べた感じで、ちょっと不思議な雰囲気が漂っている。欧米人に好まれているらしい。入浴システムもユニークで、食事券を買うと、入浴券が付いてくる。

淡江大学は張さんの出身校。構内には中国風の古い校舎も残っている。その脇で、日本語を習い始めたという中国留学生を発見。カタカナの練習中で、ノートはカタカナだらけ。別の教科書には「新春セール」をめぐっての会話。

李:小野さん、今日は たくさん 買いますか。
小野:ええ。お正月は 洋服が 安く なりますから、まとめて 買います。


2012/11/01

台北1日め:蒸した鵞鳥肉

午前発のキティ号で台北入り。機内も機外もキティ、キティ、キティ。機内食にまでキティちゃんが入っている。小さい蒲鉾で。

松山空港に着くと、薄めのシャツ、薄めの上着で行ったのだが、暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい。

夕方、張さんの案内で圓山公園へ。そのあとMRTで中山に戻り、德惠鵝肉へ。メインは、鵞鳥の蒸したもの。鵞鳥の肉を食べるのは初めて。さっぱりしておいしい。貝、青菜、鶏肉。締めはビーフン。概して味は薄め。申し分ない。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...