家族が借りてきた『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読んだ。
タイトルの意味を知りたかったからだ。
結局おしまいまで読んだ。ついでながら、村上春樹作品を最後まで読んだのは初めての体験。
冒頭で名前のことが出てきたので、ついつい(笑)
主人公以外の登場人物はみな名前に色を示す字が含まれている。色のなさをキャラクターにも結びつけている。
多崎つくる(たざき つくる)(戸籍上は「多崎作」)
赤松 慶(あかまつ けい)
青海悦夫(おうみ よしお)
白根柚木(しらね ゆずき)
黒埜恵里(くろの えり)
木元沙羅(きもと さら)※沙羅の花びらは白い
灰田(はいだ)
緑川(みどりかわ)
2013/09/30
2013/09/28
2013/09/26
ある4年生
しばらく顔を見せなかった4年生が「卒業制作・卒業論文」の相談でやって来た。
2月頃、「制作」をやりたいと言っていた学生だ。途中、紆余曲折があり、「論文」にしようか迷っていた時期もあった。が、結局「制作」で行くことにしたと言う。テーマに関する本も持ってきた。
報告を聞いてホッとした。やりたいことが、時間はかかったものの、見つかったからだ。ラストスパート!
2月頃、「制作」をやりたいと言っていた学生だ。途中、紆余曲折があり、「論文」にしようか迷っていた時期もあった。が、結局「制作」で行くことにしたと言う。テーマに関する本も持ってきた。
報告を聞いてホッとした。やりたいことが、時間はかかったものの、見つかったからだ。ラストスパート!
2013/09/25
2013/09/24
通夜
授業が終わってから、通夜会場にかけつけた。
久しぶりの対面がこんな形で果たされるとは思いもしなかった。炎暑が過ぎてから挨拶に伺おうと思っていた矢先の逝去。
斎食会場で懐かしい面々に会った。あまりにも久しぶりすぎて(30数年ぶりの人も)、その間の変わりようで、なかなか思い出せなかった。
退室する前、I先生宛にメッセージを書いた。明日、一緒に焚かれる。不義理のことしか書けなかった。
久しぶりの対面がこんな形で果たされるとは思いもしなかった。炎暑が過ぎてから挨拶に伺おうと思っていた矢先の逝去。
斎食会場で懐かしい面々に会った。あまりにも久しぶりすぎて(30数年ぶりの人も)、その間の変わりようで、なかなか思い出せなかった。
退室する前、I先生宛にメッセージを書いた。明日、一緒に焚かれる。不義理のことしか書けなかった。
2013/09/23
お世話になり放し
オープンキャンパスの最終回。
出がけにメールをチェックすると、訃報が入っていた。
I先生、逝去。
大学時代の恩師だ。
84歳。
小学校の3年頃に会っていることが、大学に入ってから判明した。長く付き合っていただいた。こちらは不義理ばかりで一方的にお世話になった。
教育学事典のある項目の原稿を見てもらったら、一カ所訂正が入った。「育成」を「成育」に直された。自ら成長することが大事なのだからと。
出がけにメールをチェックすると、訃報が入っていた。
I先生、逝去。
大学時代の恩師だ。
84歳。
小学校の3年頃に会っていることが、大学に入ってから判明した。長く付き合っていただいた。こちらは不義理ばかりで一方的にお世話になった。
教育学事典のある項目の原稿を見てもらったら、一カ所訂正が入った。「育成」を「成育」に直された。自ら成長することが大事なのだからと。
2013/09/22
朗報
近所のスーパーの閉店時間が22時から21時になった。
壁に貼られたポスターには、こう書かれている。
「全従業員の労働環境を改善することが、お客様への接客・サービスの向上につながると判断し……」。
また、ファンが増えそう。ここは正社員の多いことで知られている。
壁に貼られたポスターには、こう書かれている。
「全従業員の労働環境を改善することが、お客様への接客・サービスの向上につながると判断し……」。
また、ファンが増えそう。ここは正社員の多いことで知られている。
2013/09/21
詩を聞く
iOSを7にアップした。
雰囲気はOmmwriterに近い。
カメラが変わった。シャッターを押し続けると、連写になってしまう。シャッターを切るタイミングがむずかしくなった。これまでは、指を離す瞬間で切れたから、撮りやすかったのだが。
夜は、和合さんときむらさんのトーク。今日のツイートで知った。電話で予約しようとしたら、係の人は「大丈夫です、十分余裕がありますから」。
忘れない仕組みとして、出て行った子供と残った子供をつなぎたくて、二人が絵本を作った。それが、今日のテーマ。
話の中で、和合さんは『詩の邂逅』にある「決意」を全力朗読した。
詩=字<音
朗読をツイッターにあげたい、とのこと。
雰囲気はOmmwriterに近い。
カメラが変わった。シャッターを押し続けると、連写になってしまう。シャッターを切るタイミングがむずかしくなった。これまでは、指を離す瞬間で切れたから、撮りやすかったのだが。
夜は、和合さんときむらさんのトーク。今日のツイートで知った。電話で予約しようとしたら、係の人は「大丈夫です、十分余裕がありますから」。
忘れない仕組みとして、出て行った子供と残った子供をつなぎたくて、二人が絵本を作った。それが、今日のテーマ。
話の中で、和合さんは『詩の邂逅』にある「決意」を全力朗読した。
詩=字<音
朗読をツイッターにあげたい、とのこと。
2013/09/20
第54回日本社会心理学会
2013/09/19
業務報告
会議が3。その合間を縫うように、修論中間発表会。
海外ゼミ研修の報告書を提出。
中身は参加学生の感想文。
3年前に実施した時の感想文と韓国に対する印象が違う。
日本との違いを違いとして受け容れるのではなく、否定的評価が漂う。寛容さが低下しているのだろうか。気になる。
明日から、後期が始まる。
海外ゼミ研修の報告書を提出。
中身は参加学生の感想文。
3年前に実施した時の感想文と韓国に対する印象が違う。
日本との違いを違いとして受け容れるのではなく、否定的評価が漂う。寛容さが低下しているのだろうか。気になる。
明日から、後期が始まる。
2013/09/18
待ち合わせ
S駅交番前で待ち合わせた。
待っている間、テレビ局の取材クルーがやってきて、街頭撮影を始めた。
通行人は、話しているレポーターとカメラマンの間を避けて歩く。
のに、レポーターの前を抜けて行く人がいた。
その前にも、レポーターのNGで撮影中止が何度かあり、ようやく、の矢先だった。
待っている間、テレビ局の取材クルーがやってきて、街頭撮影を始めた。
通行人は、話しているレポーターとカメラマンの間を避けて歩く。
のに、レポーターの前を抜けて行く人がいた。
その前にも、レポーターのNGで撮影中止が何度かあり、ようやく、の矢先だった。
2013/09/17
2013/09/14
思いつくまま
韓国で気づいたことをいくつか。
- 中国語表記が増えている
- 縦書きのハングルを見かける
- ハート(マーク)が好き
- 傘の柄(ハンドル)はI型が多い(J型を持っている人は少数派)
- 電車内で、傘を足の下に横たえる人が少なくない
- 高齢者に席を譲る人が減った感じがする
2013/09/13
秋の卒業式
まだ少し暑いが、今日は前期卒業者の卒業式。
朱さん、修了おめでとう。
その前後、研修の会計報告を作っていた。今回は昨年と反対に、返金できそうな見込みだ。しかも数千円も。
今回の経費は、結局一人あたり飛行機代4万円、ホテル(4泊)と食事代は合わせても2万円に届かなかった。円安で心配していただけにうれしい誤算。大学からの援助もあるので、実際の学生負担は少ない。
朱さん、修了おめでとう。
その前後、研修の会計報告を作っていた。今回は昨年と反対に、返金できそうな見込みだ。しかも数千円も。
今回の経費は、結局一人あたり飛行機代4万円、ホテル(4泊)と食事代は合わせても2万円に届かなかった。円安で心配していただけにうれしい誤算。大学からの援助もあるので、実際の学生負担は少ない。
2013/09/12
撮るならジャンプ中
研修最終日。学生たちと慶福宮に行った。前日、行ったら、中に入れず、こんなものなのかなと思って帰ったらしい。前日は火曜日。つまり定休日。そういうわけで、朝一番で向かった。
敷地内では、小学生ぐらいの集団をよく見かけた。かれらがよくやることに気づいた。集合写真の撮影がジャンプした瞬間なのだ。かつて著名人にジャンプさせて撮影した写真集があった。そう、Philippe Halsman's Jump Bookだ。
ジャンプ中の姿はコントロールしにくいから意外な人が意外な姿を見せる。
ボクもかれらを真似して撮影を挙行した。学生たちは迷惑だったかもかもしれない。
無事、帰宅。
敷地内では、小学生ぐらいの集団をよく見かけた。かれらがよくやることに気づいた。集合写真の撮影がジャンプした瞬間なのだ。かつて著名人にジャンプさせて撮影した写真集があった。そう、Philippe Halsman's Jump Bookだ。
ジャンプ中の姿はコントロールしにくいから意外な人が意外な姿を見せる。
ボクもかれらを真似して撮影を挙行した。学生たちは迷惑だったかもかもしれない。
無事、帰宅。
2013/09/11
公共空間
ソウル市内。地下鉄構内のエスカレータが一部、時間帯を限って止めたり、通路の照明が半分に減らされていたりしている。こういう状況を目にすると、節電しなければという気持ちが続きやすい。
かたや、都内の駅は、昼間もホームの明かりは点いたまま。明かりは、その場を明るくするのではなく、蛍光灯の存在証明でしかない。これでは2年半前を忘れるなと言ってみても無理な話。公共空間をどう扱うかは大事だ。
日が沈んでから、清渓川付近で焼肉会食。ネットに日本語可とあったので選んだお店だ。予約の電話をすると、日本語はからっきし通じなかった。英語で予約をすませた。お店に行くと、予約者前がGAMAURAになっていたw
食後は、すっかり暗くなった清渓川を散策。幸い、学生たちは初めてだった。夜のソウルも味わってもらえただろうか。
かたや、都内の駅は、昼間もホームの明かりは点いたまま。明かりは、その場を明るくするのではなく、蛍光灯の存在証明でしかない。これでは2年半前を忘れるなと言ってみても無理な話。公共空間をどう扱うかは大事だ。
日が沈んでから、清渓川付近で焼肉会食。ネットに日本語可とあったので選んだお店だ。予約の電話をすると、日本語はからっきし通じなかった。英語で予約をすませた。お店に行くと、予約者前がGAMAURAになっていたw
食後は、すっかり暗くなった清渓川を散策。幸い、学生たちは初めてだった。夜のソウルも味わってもらえただろうか。
2013/09/09
ソウル入り
学生たちの発表も無事終わり、今夜からソウル。
韓国に初めて行った時に利用したコンドミニアムだ。周りの光景もあまり変わっていない。しいてあげれば、1階にコンビニとカフェが入ったことだろうか。Wi-Fiが使えるのも変化した点だが、もっとも当時はWi-Fiを使える機器はたぶん持っていなかった。
韓国に初めて行った時に利用したコンドミニアムだ。周りの光景もあまり変わっていない。しいてあげれば、1階にコンビニとカフェが入ったことだろうか。Wi-Fiが使えるのも変化した点だが、もっとも当時はWi-Fiを使える機器はたぶん持っていなかった。
2013/09/07
「とうもろこし!」では寂しいかも
午前。
虫の知らせの反対で、寄ったら、あった。『図書』の9月号。
名前の連載を確認すると、「韓国・朝鮮」編。いいタイミングだ。著者は石坂浩一さん。
夕方。
帰りの電車の中。
女子中学生が隣に座った。
降り際、残る友人に「続きはLINEでね」と言いながら、下車。
夜。
帰宅後、夕食用にとうもろこしを買いに行った。
スーパーの野菜売場。
「北海道産とうもろこし 1本150円」と書かれている。
虫の知らせの反対で、寄ったら、あった。『図書』の9月号。
名前の連載を確認すると、「韓国・朝鮮」編。いいタイミングだ。著者は石坂浩一さん。
夕方。
帰りの電車の中。
女子中学生が隣に座った。
降り際、残る友人に「続きはLINEでね」と言いながら、下車。
夜。
帰宅後、夕食用にとうもろこしを買いに行った。
スーパーの野菜売場。
「北海道産とうもろこし 1本150円」と書かれている。
いわば「長野産りんご 1個150円」みたいなものだ。
1種類しか並んでいないから、なのだろうけれど。
札幌のスーパーに、「とうもろこし」という品はない(北海道は「とうきび」が一般的かも)。「恵味」とか種類が書かれている。
明日から韓国。
明日から韓国。
2013/09/06
うなぎだよ
3人で、久しぶりのぜいたく、うな重。
「うなぎ価格の高騰につき、スタンプサービスをやめました」。
店内の掲示だ。
スタンプカードは持っていないから関係がないけど、その分、値段が抑えられているのだから、結構な話だ。
うな重のランクは量の差。
それを知ってから、見栄張る君をやめた。
食後の散歩で、神社仏閣、大学見学。途中で、矢印付き表札という新種を発見。それも2枚。仕上げは、今シーズン最初で最後のかき氷。
夕方、国際交流基金情報センターへ。19時まで使える。ここで名前の本を発見。時間を取って読みに行こう。
今日のドキュメント72時間は「健康ランド」。出会いの場になっている。
「うなぎ価格の高騰につき、スタンプサービスをやめました」。
店内の掲示だ。
スタンプカードは持っていないから関係がないけど、その分、値段が抑えられているのだから、結構な話だ。
うな重のランクは量の差。
それを知ってから、見栄張る君をやめた。
食後の散歩で、神社仏閣、大学見学。途中で、矢印付き表札という新種を発見。それも2枚。仕上げは、今シーズン最初で最後のかき氷。
夕方、国際交流基金情報センターへ。19時まで使える。ここで名前の本を発見。時間を取って読みに行こう。
今日のドキュメント72時間は「健康ランド」。出会いの場になっている。
2013/09/05
『スバらしきバス』
平田俊子さんの『スバらしきバス』。
武田百合子『富士日記』以来の久しぶりの共振本。富士日記の刊行は1977年だから、39年ぶりか。
日付こそないけれど、いわばバス日記。著者にとって、せつない路線も出てくる。
本書は、ダジャレ風タイトルに惹かれる人、人間観察好き向け。
場面に対する反応が素朴(風)なのがいい。妄想(風)で大げさなのもいい。思いをすぐ修正するのもいい。
乗ったことのある路線がいくつか出てきて、「そうそう」とうなづいてしまう。
最初から最後まで、つまり書名からあとがきまで、徹頭徹尾、バスしている。
これを読んでいると、もちろんバスに乗って、人を観察したくなる。それも終点まで乗って。途中で降りるとなると、途中が楽しめない。
乗ってみたい路線は、「新宿駅西口」発「王子駅前」の都バス。
早く文庫本にならないだろうか。バスのお供になれる。
武田百合子『富士日記』以来の久しぶりの共振本。富士日記の刊行は1977年だから、39年ぶりか。
日付こそないけれど、いわばバス日記。著者にとって、せつない路線も出てくる。
本書は、ダジャレ風タイトルに惹かれる人、人間観察好き向け。
場面に対する反応が素朴(風)なのがいい。妄想(風)で大げさなのもいい。思いをすぐ修正するのもいい。
乗ったことのある路線がいくつか出てきて、「そうそう」とうなづいてしまう。
最初から最後まで、つまり書名からあとがきまで、徹頭徹尾、バスしている。
これを読んでいると、もちろんバスに乗って、人を観察したくなる。それも終点まで乗って。途中で降りるとなると、途中が楽しめない。
乗ってみたい路線は、「新宿駅西口」発「王子駅前」の都バス。
早く文庫本にならないだろうか。バスのお供になれる。
2013/09/02
2013/09/01
90年前と90年後
図書部の行事で、ある図書館のバックヤードツアーに参加した。
閲覧室には、9/1にちなんで、関東大震災の記事の載った週刊誌が並べられていた。
90年前の紙だから、劣化はしているが、意外にきれいだ。当時の日本はまだ酸性紙は少なかったのだろうか。モノクロの写真も色あせていないので、今回の大震災の光景を見ているような感すらある。
90年後の人はどう見るのだろうか。東日本大震災。
閲覧室には、9/1にちなんで、関東大震災の記事の載った週刊誌が並べられていた。
90年前の紙だから、劣化はしているが、意外にきれいだ。当時の日本はまだ酸性紙は少なかったのだろうか。モノクロの写真も色あせていないので、今回の大震災の光景を見ているような感すらある。
90年後の人はどう見るのだろうか。東日本大震災。
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■コートネームとは 2013.7.5 http://www.osaka-shoin.ac.jp/life/report/2013/07/p=13896 バスケットボールのように展開が速いスポーツでは、いちいち「綾小路麗華シュ~~~ト」なんて名前で呼んでいる時間がないので...