2014/05/28

弔辞

新海均の『カッパ・ブックスの時代』。
著者はボクと1歳違い。しかも長野県出身。
ボクの経験とシンクロさせながら読めた。
「カッパのDNAはさまざまな出版社へ」という項がある通り、カッパ・ブックスが出版界に残した功績は大きい。
42歳の若さで急逝した編集者、山梨雅孝さんへの神戸明の一言に落涙。
「これからは(年齢の)順番にしてほしいよ」。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...