2014/07/31

『うかんむりのこども』

吉田篤弘さんの
「俺」と「僕」には「人」がいるが、「私」の中には不在の「人」
あらゆるところに潜む「心」
文字は飽きない。興味も尽きない。

2014/07/30

ヒトマワリ大きなヒマワリ

公園。

灼熱を避けてスターバックスで一服。
ここは4年前にオープンとか。

インテリアがスッキリ。目の前は向日葵。

2014/07/28

名前の研究発表

9月の日本心理学会第78回大会で名前に関する研究が2件。

  • ユニークになりたい親は子どもにユニークな名前を与えるか?個人主義指標としての個性的な名前の検討 荻原祐二・内田由紀子・楠見孝
  • 自己の名前の注意捕捉効果とメタ記憶判断の関係 佐藤安里紗・梅田聡

2014/07/27

オープンキャンパス初日

定期試験期間の合間を縫って、今年度最初のオープンキャンパス。
9時半集合で、3時過ぎに解散。
全体では昨年比2割増の来場者。
で、学部説明会は満員御礼。
コース再編成の説明と3コースのミニ授業。
説明だけで終われないのが教員キャラ?
説明会が終わると、ファンですという受験生が来てくれた。
別の保護者の人からは、「写真より若いですね(笑)」。
大学案内冊子の写真を見てくれていたようだ。
ありがとうございますm(_ _)m

2014/07/25

初めてのトラブル

昨夜の雷でヒューズが飛んだらしい。
家の電動シャッターが動かない。
朝早く、電話したら、午前中には来てくれるという。
シャッターの故障は急ぐから、すばやく対応できるようにしているのだろうか。
助かる。
今日は立川に行った後、国分寺、夜は虎ノ門。

◎修理代金 7,560円

2014/07/23

エレベータ「事件」

ボクの姿を認めた学生が、閉まりかけていたドアを開けてくれた。
6階のボタンを押してもらおうと思ったら、さっと「6」のボタンを押すではないか。
ビックリ。
テレパシー?
たずねると、「前、6階に行きましたよね」と。
覚えていてくれたのだ。

2014/07/22

一区切り

前期の授業が終了。
来年度は終了が少し後になりそうだ。

夕方は避難訓練。

以上、業務報告なり。


2014/07/21

あのCMに遭遇してしまった

祝日授業の今日、1編成まるごとヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の広告という電車(ADトレインと言うらしい)に乗り合わせてしまった。

見上げると「妻の家事ハラ」。スポンサーの意図はわからないが、表現されたものがすべて。「なんだかなあ」である。夫の、子どものような言い訳で、いいわけがない。

ADトレイン、見たくない広告の場合、つらい。そう思うのは非スマホ族だけか。

目の前の男性、耳栓をしてスマホをしている。

3月修了した院生が顔を出してくれた。

2014/07/20

ポパイ風文体のトレーニング

1970年代前半

●「ポパイで仕事をしたい」というライター志望の若者には、
「まず東海林さだおの本(まずは『ショージ君のにっぽん拝見』)をよくよみ、それから短い文章を書いて持ってきてくれということにした。
彼のエッセイは「難しい漢字もあまりなく、改行だらけの文章が、もてず、みじめな存在と思いこんでいた独身おとこたちに愛読されていた」。

●小見出しをスムーズにつけたいときは、
永井荷風の『断腸亭日乗』を読む。
英語とカタカナの多いポパイ風文体にリズムとメリハリを与えてくれる。

アメリカとの生々しい関係もでてくる、椎根和『POPEYE物語』新潮社より。

2014/07/17

名前の話題

dot.より
「キラキラネーム」ランキング! 「黄熊」「泡姫」ってなんて読む?
“アナ雪”の影響、新生児の名前人気トップ100にも

出産準備サイトより
パパとママからの最初の贈り物! 「赤ちゃんの名前」はどうやってつけたらいい?―妊娠・出産インフォ
名前が最初の贈り物という発想は新しい。

矢印の歌があった

図書館の人からのビッグニュース。

「全然関係ないんですけど、矢印の歌があるのご存知ですか」
「?」
「Eテレの『デザインあ』のなかで……」

こんな歌があるとは。

 作詞:佐藤正和
 作曲:小山田圭吾
 うた:やくしまるえつこ。

映像歌詞もいい。

2014/07/15

カッパ・ブックス

サンドラ・ヘフェリン『ドイツ節約生活の楽しみ』1970年刊。
ひさしぶりにカッパブックスを読んだ。
食品の持たせ方、黄色い花は長持ちすること、といった実用知識(いまだと実用情報と表すのだろう)はありがたい。同時に、カッパ文体がなつかしかった。
カッパ・ブックスの時代』を読んでから、カッパブックスを読むと、その本を担当した編集者にも思いが馳せる。

2014/07/14

「安全」は「安心」の礎

遅まきながら『里山資本主義』。
知らなかった。
オーストリアは、世界でも珍しい「脱原発」を憲法に明記している国家である。1999年に制定された新憲法律「原子力から自由なオーストリア」では、第2項で原発を新たに建設することと、既に建設された原発を稼働させることを禁止している。ちなみに第1項では核兵器の製造、保有、移送、実験、使用を禁止している。つまりオーストリアは、軍事利用であれ、平和利用であれ、原子力の利用そのものを憲法で否定している数少ない国の一つなのだ。
きっかけは1977年、著名な地震学者が原発の建設地の直下で地震が発生する危険性があることを指摘したことだった。「それでも原発のリスクを受け入れられるのか」。

2014/07/13

蔦屋書店

代官山にある蔦屋書店へ。

台北の誠品書店みたいという人もいて、いつか行ってみたいと思っていた本屋さんだ。
実際に行ってみると、ちょっと違った。
森に迷い込んだような錯覚。
迷子になったよう。

普通の本屋さんでは見かけない本も並んでいて、それはそれで魅力なのだが、配列が独特で、蔦屋の文法がわからないと、すぐには本が探せない。
買いたい本を探しに行く、というよりは、本の森へ探検に行く、といった方がふさわしい。近所にあれば、森に日参できるのが。

一般書店と蔦屋書店を両極とすれば、その中間に位置するのが誠品書店。そこそこに楽しいし、苦労もしない。

2014/07/12

風景が違う

今日は有明のビッグサイトで全国規模の進学相談会。コミュニケーション学部から5人が参加。

国際展示場駅までは(意外に)近いのだが、駅から展示場までがけっこう距離がある。物理的には近いのかも知れないが、目の前に見えるので、つい錯覚。その入口から会場のホールまでも歩き甲斐がある。そこまではもくもくと歩くしかなく、既に疲れてしまった。路地のようになっていれば違うのだが。

11時から17時半までほぼしゃべり放し。声が嗄れた。

途中で、かつての同僚が挨拶に来てくれた。肩書きはアドミッションセンター長。ほぼ10年ぶり。同僚はボクより早く転出し、大学行政にも早いうちからコミットしていた。頂点まで上り詰めるの予感がする。

打ち上げは、夜風に吹かれながらのムール貝。地上に上がる際、「あれはスーパームーン」と教えてもらった。大きい。ウサギもよく見えた。

2014/07/10

ハーフの子供の名前の付け方

サンドラ・ヘフェリンさんのブログ
Young Germany Japan

サンドラ・ヘフェリンさん
ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴13年、著書に『浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ』(光文社) など 5冊。自らが日独ハーフであることから「ハーフ」について詳しい。ちなみにハーフに関する連載は月刊誌に続き今回が 2回目である。趣味は執筆と散歩。目黒川沿いや碑文谷をよく散歩している。



2014/07/09

年少、年長、……

なるほど。
山口晃のエッセー漫画「すゞしろ日記」。
毎回、奥さんとのやりとりが紹介される。

第112回(えっ!こんなに前から)の今回は2通の手紙がテーマ。一通は父親から、もう一通は出張した奥さんの置き手紙。

置き手紙の表紙は「おるすばん中の5つのお約束」。ざっと、こんな内容だ。

  1. ごはんをちゃんと食べよう
  2. 早寝早起き
  3. 風呂に入ろう
  4. 部屋をきれいに
  5. お酒はほどほどに

そんな自分に作者は「44才児」という旗を持たせている。

なるほど!
いい年の大人も「○才児」と考えれば、納得がいく。ほんとは納得しちゃいけないのだけれど。かくいうボクは年老組の62才児!

◎『和解という知恵』を読み始めた。こういう授業を聴きたいものだ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39070

2014/07/08

やりきれない

「京王井の頭線 新代田駅構内で人身事故 一部運転見合わせ」
レスキューナウニュース 7月8日(火)16時15分配信

それによる遅延を詫びる車内放送。

人身事故も
「お詫び」も
なんともやりきれない。


2014/07/07

ワールドカップ関連ニュース? 2

「コスタリカで代表選手の名前を付けた“W杯ベビー”が急増中」とか。
 サッカーキング 2014.07.05. 17:10
 http://www.soccer-king.jp/news/world/20140705/209122.html
 ウルグアイ、イタリア、イングランドと歴代優勝国がひしめく「死のグループ」を首位で通過し、ベスト16ではギリシャを破り、コスタリカ代表は史上初のベスト8進出を成し遂げた。
 この歴史的快挙にコスタリカ国内では連日連夜お祭り騒ぎが続いているが、そんな中、国民の間では快進撃を続ける代表チームにあやかろうという動きが起きている。コスタリカの一般紙『アル・ディア』によると、ワールドカップ開幕後に生まれてきた赤ちゃんに、代表選手たちと同じ名前を付ける親が急増しているのだ。

2014/07/06

戸田公園

天気予報がはずれ、まずまずの好天。
今日は、第115回水上運動会。
300mをフォアで競う。
今回は父母の会チームの一員として参加した。
参加チームが少なく、今年は予選が2回になった。
そろいの黄色いTシャツで決め、息も合っていたのに、2回とも2分10秒前後。トップは約半分のタイム。さすが若者。

コックスを務めた1回目の方がタイムはよかった。2回目は船尾から2番目の漕ぎ手。体力では貢献できなかったということか。

上位進出はならなかった。が、疲れきる前に終われた。

2014/07/05

赤羽ショック

はじめて赤羽駅で降りた。

赤羽台団地

ふしぎな雰囲気の和食屋(店名失念)。

駅の反対側に
一番街商店街
その中の「プロマート」。
その中の「シルクロード」。
その中の赤羽小学校。創立139年。

LaLaガーデンを抜けた先にある銭湯「テルメ末広」。
小さな露天風呂は、都会の中のオアシス。

ふしぎな雰囲気の荒川知水資料館

黒田機器の古い事務棟

赤羽岩渕駅までの途中に名前のない銭湯。

北区は、この世のようなこの世でないような、地が足に着かない、不思議な空間だった。

2014/07/04

ワールドカップ関連ニュース?

ブラジルの「ジダン・アンリ・バルテズ」君、自分の名前に困惑

http://www.afpbb.com/articles/-/3019578
2014年07月03日 16:02 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル
【7月3日 AFP】ブラジルで、フランスの有名サッカー選手3人にちなんだ名前を付けられた7歳の少年が、自分の名前をきちんと発音できずに困っている。この少年のフルネームは「ジネディーヌ・ヤジッド・ジダン・ティエリ・アンリ・バルテズ・エリック・フェリペ・シルバ・サントス(Zinedine Yazid Zidane Thierry Henry Barthez Eric Felipe Silva Santos)」。普段は短く「ジダン君」と呼ばれている。彼は、4つ目以降は「まだ覚えていない」ためうまく発音できない」。

という記事。
名前は呼ばれ、呼ぶ対象だから、正しく発音されないのは困る。というのが正論。
でも、楽しいかも。

社会心理学会の大会論文集が公開された。名前に関する研究があり、うれしい。極秘情報wによれば、日本心理学会でも名前に関する発表があるらしい。

中山真孝齊藤 智(2014).  どうか名前で判断しないでください:名前の印象評定に音韻類似性と音素配列頻度が与える影響」 日本社会心理学会第55回大会論文集
http://www.bunken.org/jssp/conf_archive/paper_download.php?s=2014-A-0046

名前の流暢性が低いほど、人物評価は低い。今回の刺激は外国人の名前。日本人(漢字文化圏)を前提にすると表記を手がかりにした印象評定も気になる。

2014/07/01

この日

自民党が集団的自衛権の行使容認を閣議決定。日本が攻撃されなくても「同盟国」の戦争に加わることを可能にする決定だ。これによって日本も攻撃対象になる。へんな話だ。

フルネームで呼んでくれてありがとう

スティールの『 ステレオタイプの科学 』に、こんなエピソードが紹介されている。  ある伝説の英雄と同姓同名の人物に出会ったことで、研究上の疑問が解けたという話である。  シャーマン・ジェームズは、人種による健康格差の問題に取り組む公衆衛生研究者である。たとえば、アメリカの黒人は白...